2007年10月10日

人生に必要な嘘

嘘がよくないことは、子供でも分かっている。

でも、嘘も方便ということも確かにある。

落穂拾いなどで有名な、十九世紀の画家ミレー。
貧しい農民の子であったことはよく知られている。

そのミレーが不遇で、パンさえ買えないほど生活苦の頃。

ある日彼の家に、
親友のジャン・ジャック・ルソーが訪ねてきた。
「民約論」などの名著で知られる思想家のルソーだ。
丁度その頃、彼は世間でもどんどん評価が上がっていた。

「ミレー君、喜んでほしい。きみの絵に買い手がついたんだ」
「えっ、それは本当なの?」
「うそなもんか、これを見てくれ」

ルソーは、300フランの紙幣を見せた。

「買い手の人は、画の選択をぼくにまかせてくれた。
 だから、あの『接ぎ木をしている農夫』をくれないか?」

ミレー一家は、生活の窮乏からひさしぶりに脱した。

数年経って、ルソーの家を訪ねたミレーはその壁に
『接ぎ木をしている農夫』がかかっているのを見た。

そして、はじめて事情を知った。

あのときルソーは、プライドを傷つけまいと、
嘘も方便を自ら実行して、親友の生活を助けたのだ。

「ギブ・アンド・テイク」という言葉をよく聞く。

もちろん、テイクすることで幸福を感じることもあるけど、
自分が何かを創造し、それが他人を喜ばせるとき、
ほんとうの幸福を実感できるのではないだろうか。

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ラベル:ミレー ルソー
posted by あんばいe at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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